[BO業務改善]

2024年08月22日

ウエストスタート株式会社のパートナー中小企業診断士の宮内です。

先日はプラスチック成形工場で不良率改善の活動を行いました。
今回の対象製品は家電製品のガラス棚で、強化ガラスの縁にプラスチックをインサート成形するという高度な技術を要する製品です。

ガラスに樹脂をインサート成形するわけですが、成形中にガラスが割れてしまう不良が多く、お困りのようでした。

我々は、担当者からのヒアリングと現場での観察によりファクトを正しく捉えた上で、特性要因図を作成し、さまざまな要因を抽出しながら仮説をたてていきました。

仮説をたてるにあたっては、理論的な計算を行いながら可能性の高い項目に絞り込んでいき、最終的にいくつかの提案を行いました。

仮説検証はこれからですが、検証の結果、不良の原因が特定できれば効果的な対策をうつことができます。
不良率改善に向けて、引き続きサポートしていきたいと思います。