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2022年10月14日 [BO人事制度]
会社のトップが”ビジョン“を話す大切さ(その1)
中小企業診断士として複数の顧問先を訪れている中で、いつも思うこと。それは、会社のトップであり、リーダーである社長が、社員の皆さんに対して”会社のビジョン“を話すことの大切さです。
大きな組織であれば「社長が社員に向けて、会社の未来を語る」ということは、当たり前かもしれません。社内のホームページや紙媒体などで発信されたり、定期的に会議などで共有されることも多いでしょう。しかし中小企業では、まだ定着しているところは少ないと感じます。同時に、それが実践されたとき、「会社がプラスの方向に大きく変化するのではないか?」と私は思うのです。
先日、ある顧問先(従業員30名程の製造業)を訪問しました。そこでは、私と社長が毎月1回、定期的にディスカッションする場を設けています。その中でふと、社長がこんなことを話し始めました。
「自分の仕事に対してプライドと誇りをもつ。これは私が日頃から大事にしていることで、社員の皆にも、このことを思いながら日々働いてほしい。そして、そんな社員が一丸となって仕事に取り組むことが、私が目指す会社の姿かもしれない」
この言葉を聞いたとき、私の中に大きな衝撃が走りました。それは、社長の言葉にいつも以上に、大きな力や強い想いを感じたからです。そして「これは、私の中だけで留めておく内容ではない」と思いました。
そこで、すぐに社長に「今の言葉、ぜひ皆さんにも伝えてください」と提案しましたが、社長は少し戸惑っている様子。「まぁ、西端さんだから言ったわけで、皆にかしこまって話すことかなぁ……」と、誤魔化されてしまいました。しかし諦めきれなかった私は、翌週もう一度社長を説得してみるのですが、これがなかなか難しく……。
私は、社長を無事に説得できたのか? そして、社長の考えや会社の”ビジョン“は、社員の皆さんに伝わったのか? これはまた、次回のブログでお話ししようと思います。お楽しみに!
大きな組織であれば「社長が社員に向けて、会社の未来を語る」ということは、当たり前かもしれません。社内のホームページや紙媒体などで発信されたり、定期的に会議などで共有されることも多いでしょう。しかし中小企業では、まだ定着しているところは少ないと感じます。同時に、それが実践されたとき、「会社がプラスの方向に大きく変化するのではないか?」と私は思うのです。
先日、ある顧問先(従業員30名程の製造業)を訪問しました。そこでは、私と社長が毎月1回、定期的にディスカッションする場を設けています。その中でふと、社長がこんなことを話し始めました。
「自分の仕事に対してプライドと誇りをもつ。これは私が日頃から大事にしていることで、社員の皆にも、このことを思いながら日々働いてほしい。そして、そんな社員が一丸となって仕事に取り組むことが、私が目指す会社の姿かもしれない」
この言葉を聞いたとき、私の中に大きな衝撃が走りました。それは、社長の言葉にいつも以上に、大きな力や強い想いを感じたからです。そして「これは、私の中だけで留めておく内容ではない」と思いました。
そこで、すぐに社長に「今の言葉、ぜひ皆さんにも伝えてください」と提案しましたが、社長は少し戸惑っている様子。「まぁ、西端さんだから言ったわけで、皆にかしこまって話すことかなぁ……」と、誤魔化されてしまいました。しかし諦めきれなかった私は、翌週もう一度社長を説得してみるのですが、これがなかなか難しく……。
私は、社長を無事に説得できたのか? そして、社長の考えや会社の”ビジョン“は、社員の皆さんに伝わったのか? これはまた、次回のブログでお話ししようと思います。お楽しみに!