ウエストスタート株式会社は、神奈川県横浜市の中小企業診断士による経営コンサルタントです。

本日もまた、顧問先の経営会議の日でした。私が顧問を務めさせていただいている企業は、さまざまな業種から成り立っており、従業員数も数名から150名程度と多岐にわたります。製造業から建設業、飲食業、IT、さらにはサービス業と幅広いです。

会議のたびに感じることですが、どの会社も経営会議の開始時は、非常に重苦しい雰囲気に包まれています。しかし、会議が進むにつれてその空気は徐々に変わり、終わる頃には皆、前向きな気持ちでになっているのです。なぜ、このような変化が起きるのでしょうか。その理由について、いくつか考察してみたいと思います。

一つ目は、会議で重要な案件について議論され、解決の方向性が見えてきたこと。会議の場では多くの意見や視点が交わされ、それにより問題解決への道筋が明確になるのです。新たなアイデアや視点が生まれ、真の解決策が議論されるからだと考えます。

二つ目は、判断基準が社長とある程度一致している点です。前向きな雰囲気に繋がっていると思われます。共通の目標に向かって進む力は強力であり、組織全体が一丸となって動きやすくなります。社長を含め、全てのメンバーが同じ方向を目指し、協力し合うことで、より良い結果を追求できます。

最後に挙げたいのは、基本的な考え方として自走式組織を目指している企業が多い点です。自走式組織は、個々のメンバーが自主的に行動し、組織全体の力を高めていく組織形態を指します。このような組織形態を目指すことで、各メンバーが自身の責任感を持ち、能力を最大限に発揮しやすくなります。

経営会議は、企業の未来を切り開いていく重要な場です。さまざまな意見が交わされ、新たな方向性が見えてくる場所です。私はこれからも顧問として、会社の発展をサポートしていく所存です。そして、それぞれの企業が持つポテンシャルを最大限に引き出し、繁栄へと導いていきたいと考えています。