[BO補助金]
2022年08月17日
補助金の申請前に「なぜ必要か?」を考えよう
2020年のコロナ禍以降、既存のクライアントはもちろん、多くの方から補助金に関するお問合せをいただき、対応を行いました。お問合せの主な内容は、
「具体的な申請方法を教えてほしい」「自社は、補助金を申請できるのか?」「自社に合う補助金を教えてほしい」といったものです。
ところが、その回答をお伝えしつつ「では、御社は補助金を活用して何をしたいと思っていますか?」とお聞きすると、しばらく考えて込んでしまう企業、経営者の方が意外と多いのです。
もちろん、新型コロナウイルスが経営に大きな影響を及ぼし「とにかく資金が必要」「まずは資金を得ておこう」という考えに至るのも分かります。また、「新たな機材を購入しようと思っていたので、その資金にしたい」などの声も理解できます。
しかし、実際に大事なのは「補助金を獲得する」ではなく、「補助金がなぜ必要か」「補助金をどう活用するか」なのです。
補助金は、採択されることがゴールではなく、そこからがスタートです。補助金を得たことで自社の課題を解決し、新たな事業に取り組み、会社の目指す方向性が見えてくる。といったことが重要です。
さらに、その新たな取り組みは、経営者の方にとって「好きなコト「やりたいコト」であると、成功につながりやすいと言えます。どんなことでもそうですが、新しいことを始めるには、大きなパワーが必要です。時には、悩んだり、苦悩を伴うこともあるでしょう。そんなとき、「好きなコト「やりたいコト」であれば、それらを乗り越えられる可能性が高いのです。
そこで次のコラムでは、実際に補助金を得て、新たな事業へのチャレンジに挑むクライアントの事例をご紹介します。お楽しみに!