[BO組織改革・幹部育成]

2023年08月24日

多くの経営者の皆さんは、社内におけるコミュニケーションの課題を感じています。その背景には、経営者自身、コミュニケーションが会社において極めて重要な要素であると、直感的に理解しているからだと思われます。

私自身も、コミュニケーションの重要性は会社の業績の半分以上を形成するほどであり、その重要性を強調するのは過言ではないと確信しています。

皆さん、会社でのコミュニケーションは、十分に行われていますか？　実際には、コミュニケーションに困難を感じている会社も多いのではないでしょうか。そこで今回は、コミュニケーションを改善する手法についてお伝えしましょう。

＜コミュニケーションの改善策〜報連相を考えてから話をする>

報連相とは皆さんもご存知のとおり、＜報告、連絡、相談＞のこと。いわゆるコミュニケーションの基本です。ここでは、報連相を上手く使ったコミュニケーションの取り方を紹介します。

仕事で相手に何かを伝えようとする時、話し始めた途端、急に何を伝えたいのかがわからなくなってしまうケース。皆さんも一度は経験があるでしょう。そんな時は、自分が何を伝えたいのかに立ち戻り、まず＜報連相＞に分類してから話し始めると、一気に伝わりやすくなります。

例えば、「〇〇さん、報告があります」といった具合に、先に報連相のどの分類かを伝えてから、話をするという手法です。

とても簡単でシンプルな方法ですよね。でも、意外と実践できていなかった！という方は多いかもしれません。是非一度、試してみてはいかがでしょうか。