[BO組織改革・幹部育成]

2021年09月14日

前回のブログにて、「仕事をする上で報連相がいかに重要か」という点をお話しさせていたただきました。今回はその続編として、報連相（ホウレンソウ）がコミュニケーションの基本であるという点を、改めてお伝えしたいと思います。

「ホウレンソウは、新入社員の心得ですよね？」というような内容を、耳にすることがあります。もちろん入社時の研修で「ホウレンソウ、ホウレンソウ」と言われた記憶がある方も多いかもしれません。しかし、これを「報連相は、新入社員や若手社員が意識するモノ」と捉えていませんか？

答えはもちろん、「NO」です。なぜなら、報連相は、コミュニケーションの基本の要素を多く含んでいるからです。私は、「相手に何を伝えたいのかを整理し、適切なタイミングでおこなうこと」が、スムーズなコミュニケーションの基本となり、良い人間関係が築けていけると思っています。

組織の中で、「上司の〇〇さんとは、気が合わない」「後輩の〇〇さんとは、仲良くなれない」のような言葉を聞くことがあります。しかし、会社は友だちを作りにいく場ではありません。大切なのは、同じ組織で働く人同士、信頼関係をしっかりと築いていくことです。

それにはまず、報連相に基づくコミュニケーションから始めましょう。報連相は、日頃のコミュニケーションの中で自然に取り入れるのがおすすめです。日常的な報告、連絡、相談を怠らず、適切な内容やタイミングを心がけること。それが、やがて良い人間関係、信頼関係を作り上げていくと思います。