2021年09月05日
報連相(ホウレンソウ)の大切さ
今回は、ビジネスの基本でもある報連相(ホウレンソウ)についてお話ししたいと思います。「えっ、そんな基礎的なことを今さら?」と思う方もいるかもしれません。でも、仕事をおこなう上で非常に重要な要素を含んでいるのが、この報連相なのです。
まず、報連相の意味とその必要性について整理していきたいと思います。たとえば日常的な報(報告)は、業務の進捗や結果を伝えることに当たるでしょう。部下から報告を受けた上司は、現状を確認した上で、対応への指示や決断などをおこないます。報告がない状態が続いていると、作業の遅延やトラブルに発展することも! 報告は、スムーズに業務を進めるには欠かせません。
連(連絡)は、報告までは必須ではないものの、情報として極力伝えたい、共有しておきたいことです。これも自らの中に留めることなく、上司や必要なメンバーに発信する必要があります。もちろん“話す”という手段だけでなく、メールやSNS、共有している掲示板などを使用し、さらに適切なタイミングでおこなうことがポイントです。
そして相(相談)は、上司から部下、部下から上司、もちろんメンバー同士でも、その内容や状況に応じておこなう必要があります。1人で考えていては結論が出ないことも、相談をすることで解決策を見つかり、最善な答えにたどり着くことができるでしょう。
報連相が実行できている組織は、信頼関係がしっかりと成り立っているといえます。そういう意味でも報連相は、日頃のコミュニケーションの中で自然に取り入れるのがおすすめです。その際、内容が「報連相のどれにあたるか?」を先に付け加えるだけで、相手にもより伝わりやすくなるでしょう。
このように整理してみると、「仕事をする上で報連相がいかに重要か」が明確になったと思います。ぜひ明日から意識し、実行してみてはいかがでしょうか。