[BO融資]
2023年03月08日
銀行融資を受けるコツ(その5)
銀行員は耳あたりのよいことばかり言うが、いざ融資となると結果は渋い、そんな印象を持っていらっしゃる方も多いと思います。はたして銀行はわが社の決算を何点と見ているのか。実は彼らが使用している財務分析システムを簡単に体験できるサイトがあります。
「経営自己診断システム」のご紹介
保証協会はじめ中小融資では、「CRD」と呼ばれる財務分析システムがよく活用されています。これは、行政(中小企業庁)が中小企業の膨大な財務データを収集したものであり、同業対比での財務指標の優劣や経営の危険度(銀行からしたら貸倒れリスクの大きさ)を測ることができます。
あくまでも統計的な傾向を測るものであり、決算書には現れない技術力や評判、取引基盤などを適切に見極めることが銀行員には求められるのですが、融資の金額や金利などの判断においてCRDスコア(点数)の影響力は大きいというのが実情です。
実はこのシステム、公的機関(中小機構)が「経営自己診断システム」という名称で公開しています。銀行が使用しているものよりやや簡素なものの、結論に大きな差はありません。銀行が審査で気にしていること(点数が低い項目)を把握できれば、その点を丁寧に説明したり、資料を準備したりと対策が取れます。無料ですし、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
弊社は上記結果を踏まえたアドバイスもできますし、どうすればスコアを上げられるか等についても豊富なノウハウを保有しております。ぜひお気軽にご相談ください。
銀行融資を受けるコツ(その1)の記事はコチラから
銀行融資を受けるコツ(その2)の記事はコチラから
銀行融資を受けるコツ(その3)の記事はコチラから
銀行融資を受けるコツ(その4)の記事はコチラから