[BO融資]
2023年01月25日
銀行融資を受けるコツ(その4)
前回は条件変更(リスケジュール、以下リスケ)が次回融資に悪影響を与えるため、まずはコロナ融資による借り換えを優先して検討したほうが良い旨をご紹介しました。
一方で、厳しい事業環境が継続する中、すでにリスケを行なっている事業者の方も多くいらっしゃるかと思います。今回はリスケ状態からの卒業方法について記載します。
条件変更改善型借換保証の活用
一度リスケを行なうと追加融資のハードルが高くなる課題は以前から指摘されていたため、国は2016年に「条件変更改善型借換保証」という「リスケからの卒業」に特化した保証制度を創設しました。
この制度は、国の認定を受けた支援機関の支援を受けて事業計画を策定し、融資を受けた後も四半期ごとに銀行に進捗状況を報告する必要があります。
審査や活用要件のハードルが高く、決して活用実績の多い制度ではありませんが、リスケからの卒業は前向きな事業運営のために避けて通れない課題の一つです。業績の底打ちが見えてきた事業者の方は挑戦されてみてはいかがでしょうか。
弊社は事業計画の策定から進捗報告まで一気通貫でサポート可能です。また、今回ご紹介した制度以外にも資金調達に関する専門的な知見、ノウハウを保有しております。ぜひ、お気軽にご相談ください。
銀行融資を受けるコツ(その1)の記事はコチラから
銀行融資を受けるコツ(その2)の記事はコチラから
銀行融資を受けるコツ(その3)の記事はコチラから