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[BO融資]

2022年12月15日

銀行融資を受けるコツ(その3)

銀行には、あまり知られていない固有のルールが多数存在しており、これを知っておくと銀行融資を受けられる可能性が高まります。今回は、その一例をご紹介しましょう。

条件変更(リスケジュール)よりも借り換え

銀行は貸出金を貸出先の業績や返済状況(延滞、減額、減免など)に応じて、正常先、要注意先、破綻懸念先などに分類しています。読んで字のごとくですが、要注意よりも下に分類されてしまうと融資のハードルが高くなります。

ここで注意しなければならないのが条件変更、そう! リスケジュールです。銀行や金額にもよりますが、中小企業向け貸出は条件変更を行うと要管理先に自動的に分類する銀行が多いのですが、銀行決算上、要管理先は不良債権扱いとなってしまうのです。

ちゃんと相談、約束して減額された金額(据置中は利息)を支払っているじゃないか、との主張は至極真っ当ですが、これが銀行固有のルールというものの一例です。当然ながら一度不良債権扱いされてしまうと、再度融資を受ける(卒業と表現したりします)ハードルはきわめて高くなってしまいます。 

現在はコロナ関連の政策として保証協会の制度融資が充実しており、銀行からすれば借り換えに応じやすい環境です。返済見通しの立たない水準の借り増しは御法度ですが、安易にリスケを依頼せず、しっかりと専門家の意見も聞きながら借入れ戦略を検討する必要があります。

これら以外にもさまざまな銀行融資を受けるコツがあり、弊社は豊富なノウハウを保有しています。ぜひ、お気軽にご相談ください。


銀行融資を受けるコツ(その1)の記事はコチラから

銀行融資を受けるコツ(その2)の記事はコチラから

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