B.O.コンサルティング<議事録作成について>
B.O.コンサルティング事業改革では、コンサルティングレポートを作成した後、社内でプロジェクトチームを立ち上げて毎月1〜2回の会議を開催致します。その会議の進め方は様々なで、弊社コンサルタントがファシリテートすることもあれば、事業者の従業員がファシリテートするケースもあります。会議では、ホワイトボードを使って会議内容の記録をとりますが、B.O.コンサルティングではそのホワイトボードの記録をまとめる議事録作成は、事業者の方にお願いしています。お願いする主な理由は以下の通りです
- 社内コミュニケーションを活発化するため議事録を従業員が作成し、その作成した議事録を共有することで、従業員同士のコミュニケーションがとれます。議事録を作成する手順としては、まずホワイトボードだけの情報を清書するだけでは議事録にはなりません。その会議の目的は何なのか、会議で何を話されたのか、誰がどんな意見を言ったのか、そして最後にどんな結論となって、次回までに何をしなければいけないのか。そうした点をまとめて報告するには、発言をした人の立場に立って考える、そうするとその人の考え方や、想いがわかってくる、それも大事なコミュニケーションだと考えます
- 事業計画への参加意識をためるためコンサルティングレポートで事業計画を作成して、その後事業改革をスタートします。そして約1年間をかけて、その事業改革の結果を報告してもらうのですが、最初に作った事業計画を基にして、次年度の事業計画を作成するする必要があります。次年度の事業計画については、事業者内で作成してもらうのですが、その際にこの議事録が役立ちます。次年度からはコンサルタントが作った事業計画ではなく、皆で作った事業計画ができあがるわけです。こうすることで、事業計画作成への参加意識が高まります。
- 人材育成のため業種を問わず中小企業の従業員は現場の仕事に追われています。製造業であればものづくり現場、サービス業であれば接客など、日々の生産活動を行っています。一方議事録作成は、普段の現場とは違う視点で考える必要があります。自分の現場仕事を俯瞰でき、あらたな気づきが得られます。真の人材育成とは人から言われて変えるのではなく、自分が気づいてアクションすることだと考えます